現場での役目

建設現場では、会社の契約関係(元請・下請など)とは別に、現場内で担う「役目」によって仕事が分かれています。同じ役目が、異なる会社・立場で担われることもあり、1人が複数の役目を兼ねることも珍しくありません。それぞれの役目が連携することで、安全で高品質な建物づくりが実現しています。

職人(技能者)

専門技術を用いて施工を行います。経験や技術力が品質を左右する、現場の要となる存在です。

どんな役目?
  • 各専門工種の施工
  • 納まりや精度の判断
  • 建物を実際に形にする仕事

作業員(補助・汎用作業)

現場作業を幅広く支えています。未経験から経験者まで幅広く、現場全体を下支えします。

どんな役目?
  • 資材運搬
  • 補助作業
  • 準備・後片付け

職長(作業班リーダー)

作業チームを率いる現場最前線のリーダーです。実作業を行いながら、作業の精度と安全を支えます。

どんな役目?
  • 日々の作業指示
  • 安全・品質の直接管理
  • 現場での即時判断

番頭(現場まとめ役)

作業全体を見渡して段取りを組みます。豊富な経験を活かし、「現場を回す」中核的な存在です。

どんな役目?
  • 作業手順や人員配置の調整
  • 職人・作業員の取りまとめ
  • 現場判断をもとに作業を進行

工事担当者(施工管理・調整担当)

現場を円滑に進めるための調整役です。実務の中心として、現場全体の動きを繋ぎます。

どんな役目?
  • 図面・工程・納まりの調整
  • 日常的な現場対応
  • 職長・番頭との連携

工事責任者(現場代理人、監理技術者クラス)

現場や担当工事の責任を統括します。現場運営における最終判断を担います。

どんな役目?
  • 工事全体、または特定工種の責任者
  • 安全・工程・品質・コストの管理
  • 発注者や他工事関係者との窓口
職人のキャリア年表。1年目の新人から40年目の匠まで、成長の段階が示されたインフォグラフィックです。